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それにしても朝何時に出発しなきゃいけないんだろう...。電車代もすごいしなあ(近鉄は特に高いしね...)と思い、みのるに前日の夜中に車を出してもらって、それで私とたけちゃんマンとせがーはみのるの高の原の実家に行って、そこで泊めてもらって、当日の朝、ぶ〜まが乗ってくる丹波橋7時25分発の橿原神宮前行き急行に乗り込む、という予定となった。
前回の京都府立医科大戦での反省を踏まえ(前回はほとんどぶっつけ本番でやったから...)今回は直前にみっちりとミーティングをこなし、フォーメーションをしっかり確認して臨んだ。それで今回のスタートのフォーメーションは次の通り。
──┬─────────────────────────────┬── │ │ │ │ たけちゃんマン: Setter │ イ じ こ │ │ イ ゃ く │ こくび〜: Super Ace │ チ ん び │ │ ロ ぷ │ │ わたりん: Left │ │ │ │ │ じゃんぷ: Left │ │ │ │ イイチロー: Center │ │ │ │ ぶ〜ま・せがー: Center │ た ぶ │ │ け │ │ (みのる: Libero) │ ち わ ま │ │ ゃ た ・ │ │ ん り せ │ │ マ ん が │ │ ン │ │ │ │ └─────────────────────────────┘ ◆イイチロー・ぶ〜ま・せがーのリベロにみのる今までとはちょっと違うように感じるかもしれないが、これはいつものスタート位置から3つ回してスタートしているだけのことである。(理由は試合前にしゃべったし、ここでは書かないが、しゃべった以外にも実は2つほど理由があって、1つは私がこの位置からスタートすれば、カットに集中できること、もう1つは初め前衛3枚からスタートできれば、両サイドのアンテナいっぱいの攻撃、つまり平行・バック平行のコンビを最初から相手に見せつけることができる、ということがあった。)
まあ、確かにミーティング自体はきっちりやったとはいえ、練習自体は前回京大総合体育館でやって以来、2週間ぐらいあいてしまっていたし、アタックのコンビの方はやはり不安そのもので、しかも(多分遅刻しそうだなあとみんな恐れていた)イイチローが案の定遅刻...。あ〜っ、またコンビががたがたになるかも...、しかもこくび〜とパスしててもどうも彼のパスがいつもと違う、ちょっと緊張してるんかなぁ...と、コンビ練習するまではすごい不安になった。
ところが、コンビ練習してみたら、たけちゃんマン絶好調!!平行・バック平行など見事なトスさばき!イイチローもコンビ練習には何とか間に合い、これならコンビ自体は不安はなさそうだから、ミーティングで決めた変則フォーメーションを思う存分試すことができて、いい試合ができるな、という見込みがたった。
相手の奈良県立医科大の方であるが、じゃんぷによればうちとの試合にはかなり乗り気だったとのことだが、なるほど確かに実際にあって見ると部員は7人ほどしかおらず、1回生の2人はほとんど素人に近いが、それでもどちらか1人は試合には出なければいけない状態で、試合開始直前のミーティングで、一応その2人にはサーブを狙わないで、あくまでうちのチームの自力で点数をとっていこう、ということで試合に臨んだ。
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結果的には1-2であるが、内容的には、1セット目をとって、2セット目の6-0、10-5とリードした時点で力の差ははっきりでていた。問題は、せがーも試合後のミーティングでいっていたように、まずは集中力が続かない点(第3セットはその典型で、スタート早々イイチローがサーブ順間違えて打っちゃったもんだから、みんなポジションが混乱してしまって、サーブカットどころじゃなくなってしまった。正直にサーブ順ミスを認めて、相手に1点あげた時点で、すでに1-7ぐらいになっていたから、そこからは一応よく追い上げたほうだろう。結局うちは絶対ストレートで勝たなきゃいけないってこと!)それから「サーブ入れておこう!」っていったら、かえってみんなミスが続いてしまうらしい点。(その典型が2セット目。10-5でしばらくサイドアウトの応酬が続いたので、点を取りにいこうと思って、私がみんなにこう言ってしまってからサーブミスが4連発ぐらい続いてしまって、そうこうしているうちに逆転された。)まあ、上でも書いたように、相手には素人くんがいたため、あんまり「サーブは誰々をねらっていこう」とかいうことはしてもしょうがない(したらあんまりうちにとって練習にならない)から、そういう作戦を練らなかったのが良くなかったとも言える。素人の子にはとらせないとしても、途中から何本かクイック(それも医学部ならではというか何というか...一種独特のタイミングの...まあクイックかなぁ)を決められ出したのだから、前衛のセンターにとらせるとか、何かきちんと策を立てたほうがうちのメンバーは打ちやすいようだ。こういうことがはっきりわかるのが、練習試合の長所だろう。
名前 | ポジション | 課題点(byわたりん) |
みのる | Libero | バックセンターの守備位置、もっともっと後ろです。まあ、そこら辺はミーティングできっちり決めましたから、次からはしっかり実践しましょう。あと、リベロの交代時期を逃さないでね。かなり忙しいけど。 |
わたりん | Outside Hitter | ミーティングの成果、結構あったでしょ。これからも頭を使ったバレーをしていきましょう。それが私の目指すバレーです。 |
せがー | Middle Blocker | ブロックのポイント、前の練習で教えたことをきっちり覚えていてくれてうれしかったです。1本見事なシャットアウトがあったしね。だんだん自信をつけていって欲しいところです。 |
じゃんぷ | Outside Hitter | 攻撃面では特に言うことはありません。守備面では、もう少しサーブカットに参加して欲しいかな。 |
たけちゃんマン | Setter | やっぱ試合になったら違いますね。さすがです。まああれだけやってくれたら特に言うことはないですが、強いて言うなら、もう少しこくび〜にトスを集めて欲しいところです。ブロッカーが見えている点は評価できますから、あとは強気のトス回しができれば完璧です。 |
ぶ〜ま | All-rounder | 高い...!(感想)あとは練習あるのみ。特にサーブね。 |
イイチロー | Middle Blocker | 試合中にも言いましたが、ブロッカーの役割は決してシャットアウトすることではありません。今日のように、相手のエースの打ってくるコースを一カ所に限定してしまうことこそ、ブロッカーの本当の役割です。あと、攻撃面に関しては、次からは4・Dワイドに挑戦してみましょう。 |
こくび〜 | Outside Hitter | パイプはもう大丈夫そうですから、次はクイックに挑戦してみましょう。君の場合、うっちーと同じで、肘があまり後ろには引けていないのですが、その代わり肘が早く高い位置にセットできるので(これが君をライトにコンバートした理由です)クイックは向いているはずです。これもマスターできれば、完璧にスーパーエースとしての道が開けます。 |